細野晴臣トリビュート
細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-
- アーティスト: オムニバス,□□□(クチロロ),ワールドスタンダード+小池光子,細野晴臣,ヴァン・ダイク・パークス,坂本龍一+嶺川貴子,コシミハル,リトル・クリーチャーズ,高野寛+原田郁子
- 出版社/メーカー: commmons
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: CD
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トロピカルを名乗る者といたしましては、
「トロピカル3部作」で有名な細野晴臣は、避けて通るわけに行かない存在なわけですが(んなこたーない)。
最近よく聞いています。
これ聞いてあらためて思うのは、「作詞家としての細野さん」の魅力で。
はっぴぃえんど人脈で言えば、作詞と言えば松本隆なわけですが、
松本隆の作品が、音楽から独立しても成立する「詩」としての魅力なのに対して、
細野さんの作品は、音楽と不可分で、言葉自体に強いリズムと音楽性があるんですよね。
♪蝶々さん、船長さん〜♪ とか ♪ふ〜わり ふらふら 風来坊♪ とか、
このメロディとリズムには、これ以外の言葉は無い!って感じで。
収録作品のなかでは、
リトル・クリーチャーズの「ハイスクール・ララバイ」がいいね。
意外にフレーズは忠実にカヴァーしてて。
個人的には、提供作品ももっと入ってるとよかったかな、と。
トロピカル選出アイドル・ポップス心のベストテン第1位の
真鍋ちえみ「ナイトトレイン・美少女」
は是非入れて欲しかった!
あと、
スターボー「ハートブレイク太陽族」を、
カエラあたりにカヴァーさせるとかさ。
♪あ〜ついぜ 太陽の き〜せつ〜♪って、カエラのヴォーカルで聞いてみたい。
他にも、松田聖子「ガラスの林檎」とか、山田邦子「哲学しよう」とか、現千葉の市会議員「来たかチョーさん待ってたドン」とか、
提供曲にも名曲はたくさんあるんだけどな。
「パーツ2」が企画されてるみたいだから、そっちに期待。