永ちゃん


矢沢永吉・還暦ライブIN東京ドーム、行って来ました。
イヤーモニターの調子が悪そうでヒヤヒヤしたけど、
4万人の「永ちゃん」コールの中で体感するライブは、最高でしたよ。


見てて思ったのは、
天然で野獣系の権化のよーに語られる矢沢永吉ですが、
実際はすべてが緻密な計算のうえに成立してるパフォーマンスなのだなぁ、と。
ステージ上を適当に走ってるよーで、
実はちゃんとソロ楽器をフィーチャリングする立ち位置に立ってたり、
舞台転換から視線を逸らす動きをしてたり、
「グラスを〜」って歌詞を歌うところにちゃんとグラスが用意してあったり。
一種のミュージカルを見てるよーだった。


それでいて、それを計算の上といっさい感じさせないだけの、
圧倒的な肉体としての存在感が、矢沢にはあって。




でも、永ちゃんが一番すごいと思うのは、
夏フェスとかの出店でタオル買っても、
ちゃんとレシートが出るところ。
そんなアーティスト、他にいなくね。