ジーコイズム


今日、ちょっと倉庫部屋の掃除をしたら、読んだ記憶も買ったもない「ジーコイズム」とゆー2003年の本が出てきたので、読んでみた。

驚いたのは、いまオシムが言ってることと重なるところがかなりあること。

私が驚いたのは、彼ら(日本人選手)が私のいったことをあまりに真剣に聞いていることです。
私のいったこと、一言一句聞き逃さないように、メモをとりそうな勢いだったのです。
もちろん、理解しようとする意思は評価します。
もし、学校ならば、彼らは模範的な生徒だと褒められるでしょう。
しかし、サッカー選手は生徒ではありません。
〜私の指示を守ることはもちろん大事ですが、それ以上は、自分で判断し、インプロビゼーションしなければなりません。

これなんかは、オシムのゆー「考えるサッカー」に通じますよね。
オシムが練習で、「ワンタッチで」とゆールールの中で、突然ドリブル突破をしかける選手なんかを褒め、言われたことしかしない選手を叱るとか。


私が代表監督になったことで、皆さんが期待してくれるのはうれしいのですが、私はミラグロ(奇跡)を起こせるわけではありません。


これもオシムが会見でいつも言ってることだ。


外国人と同じ体格を望めない、日本のセンターフォワードはどうすればいいのでしょうか。
日本人の良さを生かすしかありません。
まず日本人の特徴であるスピード。
そしてしっかりとした技術。
精度の高いシュートが打てること。


これは、オシムが代表監督就任の始めで言った「サッカーの日本化」ですな。


しかし少し待ってください。
サッカーはサーカスではありません。
しっかりとした技術に裏打ちされた華麗なテクニックは私の認めるところです。
しかし、張りぼての派手なテクニックは、サッカーではないのです。

「サッカーはサーカスではない」とは、オシムもよく言いますな。



ジーコはパス・サッカーの達人でしたので「走れ」とはあまり言いませんが、それ以外はオシムが言っててもおかしくない言葉が多い。
てゆことは、この辺はもう共通認識ってことなのかな。


なのになんで、ジーコジャパンは惨敗したのかね。