桜庭vs秋山・総論

「桜庭vs秋山」とゆー試合の意味は、そもそも何だったのか?
思い出してほしいんですが、
年末の各紙で谷川が
「桜庭選手をルールでしか語れない今の格闘技専門誌じゃ、『桜庭vs秋山』の本当の意味を語ることは出来ない」
と、なかばイラツキ気味かつ挑発的にインタヴューで発言してて。
事前煽り番組なんかでも、
「桜庭選手が『プロとは何か』を、アマ出身の秋山選手に伝えるような試合になるんじゃないか(細部不明確)」
みたいなことを確か谷川は言ってて。
それで見てみれば、今回の結果は、もーまったくその通りで、
桜庭が秋山に「プロとは何か」を教えた試合、に他ならない。
ただそんだけのこと。




あとはメモ8さんのブログ
http://ameblo.jp/smackgirl/entry-10022660968.html
に書かせていただいたことで、僕的にはほぼ言い尽くしたかと。




秋山選手には、ここでホント頑張ってほしいところです。
これまでの秋山選手って、その総合格闘家としての強さ・戦歴も「柔道最高!」といった発言も、
すべて疑問符付きで保留されたままとゆー状態だったと思うんです。
で、桜庭と対戦し超えることで、その疑問符を取り払うことを求められてたはずで。
でもとりあえず、秋山選手が今とってる行動や発言は、すべて裏目
逆に、これまで保留で済んでたのが、今回で明確に「悪意」に転化してしまったとゆーか。
試合前は散々悪口言ってながら、最後はエリオ爺と握手しヘンゾに「Sakurabaは日本のグレイシー」と言わしめた桜庭のグレイシー越えと、
「桜庭選手は憧れ」と言いつつ「文句言って再戦はおかしい」「僕は多汗症」「セコンドに確認済」と言って、心をつかめてない秋山の桜庭越えは、
あらゆる面で真逆。
わかんないけど、秋山選手も今まで、柔道のアマチュアならではの汚い世界や、在日コリアンであった環境など、
いろんな「悪意」と対面してきたことはあるんだと思うんですが、
今回、彼が直面してるであろう「悪意」に、彼がどうやって対応してゆくのか。
これを越えない限り、「柔道最高ドットコム」も「ライトヘヴィー級チャンピオン」も、
いつまでも疑問符付きのまま、仲間うちの心はつかめても、時代の心はつかめないと思う。




谷川は、
「専門誌は『桜庭vs秋山』を語れない」「桜庭選手はプロうんぬん〜」「どんなチャンピオンより僕の方が強い」
と言ってた手前、
今回の桜庭の問いかけに、ちゃんと回答してほしいですね。
サミングや金的でないし、止めることはない」
なんて都合よく競技側の発言してるところ見ると、谷川も混乱してるのかもしれないけど。




梅木レフェリーは、何をどー見たところで、100%何もまったく悪いところは無い。
あれを責めてるのは、ほんとバカ。