アゲアゲとヌルヌル

個人的には、大晦日については、
秋山のヌルヌルうんぬんよりも、OZMAのアゲアゲの方が興味あったりする。

桜庭vs秋山は、番組である前に格闘技とゆー競技であるので、
「競技的な正しさ」とゆー明白な一つの基準があるわけで、
だから例えば
「梅木はさくのT無視した時点で戦犯でしょ」
なんてのは「バカ」の一言で済ませることが出来る。
はっきり言って、結果はもう出てるし、これがどうなるかはわかりきってるんであって、
もう後は「サブカル的(笑)」にでも解釈するしか無いわけで。


でもOZMAはただのエンターテインメントだから、
外在的な「正しさ」の基準が存在しないに等しくて、
だから、問われてる部分が「ヌルヌル」より多いんだと思う。


とりあえず思うのは、NHKの謝罪として
「視聴者に不快な思いをさせるパフォーマンスがあり、〜申し訳なく思う」
といった物言いがされてること。
「不快」なんて、主観以外の何物でもないわけで、
ある表現に対して、「快」と思う人もいれば「不快」と思う人がいるのも、基本的には当たり前だと思うが。
もちろん、それも程度問題で、
それが多くの人を確実に「不快」にさせるものなら、結果責任は問われるかもしれないけど、
OZMAについては、その「程度」も測られてないでしょ。
国民の40%以上、5000万人くらいが見てる番組で、
750だかの「不快だ」って苦情があって、
それはいったい、どれくらいの「程度」だと判断されるべきなのか。
「不快だ、謝れ」なんて苦情にいちいち応えてたら、そんなジャンルは死んでしまうのではないか。



OZMAのアゲアゲや秋山のヌルヌルで、不快になったとしても、
そんなの、所詮メディアの向こうで起きてる程度のことに影響されちゃう、自分の小ささの証明でしかなくてさ。
自分の心の「不快」なんて、自分で癒せよ、と。





個人的には、今日のニュースの
「NHK会長頭サゲサゲ」
ってのは、OZMAイズムあふれてて、すごくよかったと思う。