格通の生きる道

格通は、
なんたって表紙がミルコですからね。
「Dynamite!」と「男祭り」、どっちを表紙にしても、もう一方から文句が来るので、間をとってUFCのミルコ・・・
ってのが、今の「格闘技通信」の置かれてる状況が象徴されてるとゆー。
去年の選手名鑑企画だって、苦肉の策で「立ち技」「総合」と分けて掲載してたわけで、
もーどうにも身動き取れないんでしょうね。


布施氏のヌルヌル記事も、
そーゆー身動き取れない編集部の体質の中で、
主催者発表に沿わない記事を書くことなど、ハナから無理だと思ったんじゃないか。
布施さんの、サイトに発表された釈明記事を読むと、そー思えますね。
ハナから、自分の目で見えたものを書く、とゆー発想すら無いわけで。



実際、同じ出版社の「週刊プロレス」なんかは、
「ぼく」の藤本かずまさで徹底的に桜庭寄りの記事を書いてるわけだし
(もちろん格闘技専門誌とプロレス誌の違いはあるにせよ)、
突破の仕方は本当はあるんだと思うけど、
もう編集部の中に、闘おうとゆー雰囲気てゆか発想自体が、もう無いんでしょうね。
自分で自分を縛ってるてゆか。
いったん組織がそーなっちゃうと、変わるのは難しいんじゃないか。
トップから何から一斉に変えるとかしないかぎり。





格通の今後ですが、
もう批評性はいっさい排除した方がいいんじゃないか。
今の状態で、K-1やPRIDEについて、言葉をつむぐことは不可能だろう。
音楽雑誌では、老舗ってことで「ミュージック・マガジン」でやってきたのかもしれないが、
これからは「オリコン」とか「CDでーた」みたいな、客観的データ+選手インタ・公式プレスだけで。
あと、格通選定ランキングとか、読者投稿欄で。
老舗性のブランドを、そーゆー方向で生かしてくしか。