ヌルヌル・とりあえずマトメ

きりがないので、一掃棚卸し処分のつもりで。

◎今回の件で、誰もが納得ゆく決着、とゆーと、再戦しかない、
ただし、ロープ際、桜庭トップ秋山ボトム・無抵抗で、桜庭が秋山を上から100発殴った状態から・・・と。
被害者感情とか国民世論とか目には目を歯には歯をとか人殺しは死刑とかの考え方によるならば、
本来これしか解決策は無いわけである。
ただ、当然こんなのは実現するわけないのであって、
つまり「誰もが納得ゆく決着」など無い、
とゆー前提に立ったうえで考えないと、キリがないのである。

◎そんな中での「無期限出場停止」ってのは、
谷川曰く「プロモーターとしての処分」ってことで、
要は「FEGとしてはもうオファーしませんよ」ってことに過ぎないはずなのだが、
そんなことを声高に「無期限出場停止」って言われても。

◎で、確実におかしいのは、
金泰泳がvs秋山戦で、ワセリン塗ってイエローカード1枚から始まったのと比べて、
今回の処分は整合性が取れていないこと。
金は、故意であったのにレフェリーに見つかったから、減点1のみ。
秋山は、過失であったのにレフェリーに見つからず試合しちゃったから、失格のうえギャラ没収(つまり試合すら認められていない)。
行為そのものは変わらない・もしくは金の方が悪質なのに、処分は秋山の方が断然厳しいのは何故か。

◎谷川の格闘技専門誌への陰謀説の根拠。
2日・秋山&谷川会見
4日・格通kamipro〆切り
8日・MAX会見のオフレコ囲み取材で「調査中」とコメント。
11日・秋山クロ会見
・・・でも、2日の時点で、谷川は絶対に知ってたはずだよな。
少なくとも「秋山コーナー側の関係者が、塗ってるのを見た」「桜庭から提訴が出ている」「秋山が塗ってる映像がある」くらいは、把握してたはず。
それでもしれっと秋山と勝利会見してた、ってことはなぁ。

◎でも、そんなのは別にどうでもいい。
前にも書いたけど、桜庭vs秋山とゆーカードの意味は、
「プロとしての桜庭と、アマ出身の秋山との、理念闘争」であったはずで。
谷川も「秋山vs桜庭戦では、秋山選手に勉強してもらえればいいかなと〜」と言ってて。
で、その結果は、主催者の公式発表など待たずとも、リング上を見てれば明らかであってさ。
桜庭は勝敗で負けてプロとして一人勝ち、秋山は勝負に勝ったけど支持得られず・・・
そんなこと誰が見たって明らかなわけで。
公式発表に引きずられたからダメ、なのではなく、公式発表などなくても書けるはずのことが書けていないから、ダメなのだ。
特にkamiproは、上の谷川発言まで引用していながら、その受けでは
「極端にいえば、この試合における桜庭は『秋山の相手』だったのだ」
と、まったく見当違いの結論を出していて、ほんともう末期的とゆーか、目が節穴ですらない、とゆー感じ。
あの試合を目の前で見て、どっちが「プロ」でどっちが「アマ」だったのか、それすらわからないのだろーか。
gryphonさんも自身のブログで書いてたけど、最初っから
「HERO'S=KID・元気・所の世界=not桜庭ワールド」とゆー結論があって、そーゆー目でしか見れてないんだろうね。
あの試合・あの興行が、「桜庭ワールド」じゃなくて何だとゆーのか。

◎今回、いろんな人がいろんな立場からコメントしてたけど、
僕が個人的に一番よいと思ったのは、中川画伯のブログ。
誰よりも早く(ターザンや菊田らより早く)、1月1日付けで、
「桜庭、怒ってて格好良かった」
と書いてて。
下手なインサイダー記者よりも、イラストレイターの方が、真実が見えてた、
ってのは象徴的かも。

ますだおかだが早速ネタにしていたらしいですね。
「岡田が滑るのは、身体にワセリン塗ってるせい」と。
増田さんは格闘技好きですからねぇ。
身体もかなり鍛えてるし。

◎秋山ヌルヌル騒動をタイトルにしたAVがでるだろう。
「すっごい滑るよ!」とか。

◎そーいえば、「編集王」に出てくるヒット漫画のタイトルで
「ぬかずヌルハチ
ってあったよね。

◎秋山〜清原のラインで、にんにく注射の平石クリニック・平石先生がスポ新でコメントしてたのが笑った。

◎でも、今回の騒動の最大の戦犯は誰かといえば、
稔だろう。
桜庭のセコンドとして、試合後のチェックであいつがちゃんとヌルヌルを見つけていたか、少なくとも最後まで認めずに抗議していたら、
ここまでの騒動にはならなかったのだ。
本当に役に立たない奴だ。