さよなら「紙プロ」

や、大掃除で、これまで保存してたバックナンバーを全部捨てることにしただけなんですけど。
でもこれで、段ボール箱２つ分くらいのスペースは浮いた。

それにしても、今日のPRIDEでの桜庭登場を「サプライズ」ってみんな言うけど、
最後のサクヲタから言わせてもらえば、サプライズでも何でもなく、ほんとヒドイもんだと思うよ。

桜庭はそもそも、HERO'S登場時から
「長州さんみたいに、HERO'SとPRIDEの架け橋になりたい」
ってずっと言ってたわけで。
その桜庭の切なる思いを
「桜庭がPRIDEのリングに上がることは、あり得ない」
って無下に拒否したのは、他でもない榊原であり高田であり佐伯であったわけだろ。
それが、またリングに上げただけで「サプライズ」って、そんなのただのマッチポンプじゃねーか。
例えば今、NHKがDJ OZMAを出したとして「サプライズです！　NHKになんとOZMAが登場しました！」とか煽ったら、
「何バカなこと言ってんの？」って白けるだけじゃん。
それと同じことをPRIDEはやってるわけで。
総合格闘技、とゆーものの捉え方のスケールが、PRIDEまわりの人間は狭すぎるんだよ。
だからいつまでも、選手や団体を「取った／取られた」だの「所有」の話ばかりで、「共有」まで行かない。
で、他から金に任せて選手を取って「所有」を推進したあげく、最後は自らが外国人に「所有」されてご臨終と。
最終的に、K-1が提唱する「共有」概念の方が、よっぽど建設的なのは明らかで。

最新号であるPRIDE追悼号も、今更だが、相変わらずしょーもなくてさ。
榊原インタヴューのダメさは、上に書いた通りだから省くけど、
橋本宗洋はバカなんだから、もう桜庭について書くなよ。
「ファンも関係者もマスコミも、誰もが今の桜庭を捉えきれていないのである」
とか、勘弁してくれ。
わかってないのは、バカなお前らだけなんだから。
ファンや関係者を巻き込むなよ。
何度も書くが、桜庭をちゃんと見てちゃんと捉えてる人間なら、
桜庭のHERO'S行きも、ヌルヌルの対応も、今日のPRIDE登場も、全部サプライズでも何でも無く、すべて一貫してる当たり前のことなんだよ。
お前らの小さな世界観で桜庭をを語るなって。

さて、「Kamipro」の今後だが、
個人的なアイデアとしては、エンターブレインで「ゴン格」を買い取るのがいいのではないか。
フェティータ兄弟がUFCとPRIDEの２つのオーナーになるのを支持するんなら、
同じ出版社で「Kamipro」と「ゴン格」とゆー２つの雑誌を所有するのって、いいと思うんだけど。
（ま、「ゴン格」は既に身売り先が決まってるとゆー話もあるが。）

写真は、総合格闘技参戦直前の桜庭インタヴュー。
この時は、まさか今のような時代が来るとは思ってなかったよねー。