シッコ

ま、いつものマイケルムーア映画でした。
カナダやイギリスやフランスやキューバの医療制度が、映画で描かれてるほどあんなに天国なはずないだろー、
ってのは流石にわかるが、
その辺の両面性を都合良くテンポでぶっちぎっちゃうのが、良くも悪くもムーア・クオリティで。
とはいえ、日本が今向かっているアメリカ方面は、かなり暗い、っては思うけどね。


思ったのは、選曲にかなり渋谷系入ってたなぁ、と。
「Feelin' Groovy」「恋は水色」「ジュテーム・モア・ノン・プリュ」とか、ベタで。
しかし、
アビーロードの横断歩道を逆立ちで渡ろうとしてコケて肩を脱臼してイギリスでタダで治療してもらったアメリカ人のおバカなエピソードの後に、
ストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」ってのは、なんでなんだろ。
ビートルズは使えんのかいな。