岡田ジャパン

◎とりあえず、ふつー監督交代ってのは「解任」か「契約切れ」か、すなわち新監督は前任者の否定から入れるわけで、
今回の「前任者の継承」を規定とされているのはレアケースだと思うんですが、
そこで「オシムさんのサッカーはオシムさんにしか出来ない」とゆーのは正しい認識だとは思います。
で、
オシム時代はとりあえず(アジア杯ですら)結果は問われなかったのに、
岡田になっていきなり3戦目で確実に結果を求められる試合をやらなけりゃならず、
しかも合宿期間は短いわ冬のオフシーズンだわ寒いわ当日は雪だわ、
自力の差以外の要素はことごとくキツイそんな中でとにかく結果を出したのは、
単純にエライと思います。
◎岡田サッカーについては、
正直監督による影響がどこまで反映されたものなのかよくわからないのですが、
いわゆるオシムイズムみたいなのは、
戦略戦術うんぬんよりも、
鈴木啓太なり阿部なり憲剛なり遠藤なり駒野なり・・・つなるところ個々の選手の意識として充分継承されてるんじゃんーかとゆー気もして、
そのうえで岡田監督・大木コーチがオプションをつけたとして、チームとしての統一見解が出来ていれば、
まぁどーにかなりそーな気もしました。
◎そんな中で一番気になるのは、大久保ですかね。
オシムうんぬんでいえば、大久保はそこまで意識を植え付けられてないわけで、
チームの中で、さすがに走らな過ぎ、守備しなさ過ぎかと。
ただその一方、下手に走らないおかげで、前線で多くのチャンスメイキングに立ち会えてるのも事実なわけで。
オシムのアジア杯なんかで問われたゴールへの意識とゆー意味でいえば、大久保はそれはあると。
で、そんな大久保を肯定するのか否定するのか、それを受けてどんな風に使ってくのか、
これからどーなるのかなぁ、と思いました。