THE CORNELIUS GROUP
「SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」見て来ました。
FANTASMAツアー以降ずっと続いて来た、音楽と映像がシンクロしたステージの完成形、とゆー感じで、さすが凄かったですね。
「これ、どーやってんだろ?」と、見てて仕組みがわからない映像効果もいくつか。
保険で香川と広島の2公演分を予約しといたら、両方取れてしまったので2回いったのだが、
香川ではうどん、広島では松島をフィーチャーしての映像もあったりして、ご当地ごとに作ってるんだな。
香川では「金比羅船船」も弾いてたし。
で、そーやって、高度な機械的テクニックを駆使すればするほど、
「こ
ん
ば
ん
は」
とか
「あ
り
が
と
う」
といったプリミティブなメッセージが、より心に響くとゆー、コーネリアス・ワールドの醍醐味、
で、ラストにマイロ君(たぶん)の子守唄と。
サポートも例によって、ドラムのあらきさん&ベースの清水さん夫妻に、ミカバンドにも参加した堀江くんの3人。
セッティングで面白かったのは、4人全員の前にウィンドチャイムが置かれてて、随時それぞれ勝手に「チャララン」と鳴らしてるのが、アバウト感溢れててよかったな。
ただ、「69/96」から「Brand New season」で間奏で客を一人上げてテルミンで「Love Me Tender」弾かせるとか、
アンコールでサンプラーを客席に泳がせて客にボタン押させるとか、
ここんとこ定番の演出ばかりなのも、ちょっとアレか。
そろそろ新しいアイデアとか、突然「Moon Walk」やるとか、なんかサプライズも欲しいにゃぁ。。。
あと、マーチャンダイズが随分とテキトーだった。
そもそも小山田が一人なのに「Cornelius」を名乗ったのは、Tシャツ作るためだったのに、ツアーTのデザインも作りもすごくテキトーで(うんこ臭くは無かったけど)。
United BambooとのコラボTも限定で売り出されてたけど、デザインがなんかボヤケてるし。
ま、グッズ買うと付いてくるプレスキット(PIL「Compact Disk」のデザインのヤツ)の中にある
「1969年生まれのリスト」&「37歳の時、巨匠達は何をやっていたか」企画は面白かったけど。
最後に、
客席を映して例の現在時刻を言うところ、小山田の時計は進んでるのではないか?