Dynamite USA


PRIDEが「子どもが大人になった」とゆー比喩を援用するなら、
K-1は「大の大人が子どもの遊びをしている」って感じで、
それは国内でも、今回の海外進出でも、いっさいブレることは無く。
谷川のこのブレ無さは、アメリカでどこまで通用するのかはわからないですが、正直すごいなーと思います。
ま、幼児性ゆえの暴走よりも、大人の不良の方が、ずっとタチ悪いわけですけど。

今のアメリカのMMAバブルとゆーのが、実際どんなもんなのか、実感としてわからないのでアレなんだが、
下手なUFC上位ファイターよりも、TUF出身者の方が知名度高い、なんてのを聞 くと、
一般レヴェルにも「MMAってどーやらブームらしいよ・・・」と、その存在は認識されてるくらいなんでしょーか。
ただ、そのMMA内での順列なり中身なりは、まだまだマニア止まりで、会場の客も大男の殴り合いにしか興味くらいで。
すると、次の段階としては、みんなが知ってる有名人がMMAにチャレンジ、ってのは当然あるべき方法論で。
発想としては、曙vsサップと全く同じですね。
「曙がK-1やるんだってね」と同じように「レスナーが・NFL選手がMMAにチャレンジするんだってね」と、アメリカ人も言うんだろーか。
それとも「レスナー? ジョークだろ」なのか。
リアルとフェイクを分けたがるアメリカ人と、その辺の皮膜を楽しめる日本人と、その差がどこまであるのか、
谷川イズムは欧米にも通用するのか。
真剣に楽しみではあります。


その辺も含めて、あとは桜庭にアメリカ上がって欲しいなぁ。
国内でTBSとの絡みもあるのかもしれんが。