マーティ・フリードマン「いーじゃん!J-POP」

とりあえず、表紙のデザインがダサ過ぎるよねぇ。
どーゆーアレでこーなったんだろう。
これじゃもったいない。


最初にざっと生い立ちを追った後は、
「考えるヒット」方式で数曲ずつレヴューしてるんだけど、
近田春夫よりは基本的にストレートで純粋なファンっぽい感じ。
特に、J-POPのNo.1として挙げてるのが、
朋ちゃんの「I'm proud」ってことろが、
すごく信じられるところ。
全体としては、転調についての言及が多いのが、印象に残りました。


読んで思ったのは、
「J-POP」という言葉を発明した人は偉いなぁ、と。
かつて「歌謡曲」批評雑誌にいた立場として言えば、
東京が生んだポップミュージックが、世界で活躍したミュージシャンに評価される、とゆー現象そのものは、
それこそ一つの夢みたいな現象だったはずだけど、
それが現実になるには、
「歌謡曲」から「J-POP」への転換が必要だったのだなぁ、とか。


(このテーマ、たぶん続く)