Perfume「love the world」
- アーティスト: Perfume
- 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications CO.,LTD(TK)(M)
- 発売日: 2008/07/09
- メディア: CD
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オリコン1位、おめでとうございます。
さて、「今のJ-POP批評」を語るにおいて、Perfumeは外せないところなのだろう。
前掲のマーティ本でもマブ論でも、Perfumeは絶賛されてますし、
Perfumeとゆーのは、そのヒットについて、特に「語られる」存在なんですよね。
そこで個人的に疑問なのは、
僕が昔やってた歌謡曲批評雑誌の人で、Perfumeファンって、何故かいないなぁ・・・ってことで。
や、「Perfumeっていいよね」と言われたら、「うん、いいね」と割とみんな答えるとは思うんですけど、
「Perfumeこそがアイドルの希望」みたいにハマってる人って、昔の人にいるのかなぁと。
例えば「佐東由梨っていいよね」と言われたら「うん、いいね」と答えるけど、
「佐東由梨こそがアイドルの意味を復活する」と言われたら、「むーーー」となってしまうとゆーか、
や別に、佐東由梨じゃなくても全然いいんですけど、なんか適当な例が思い浮かばなかったんで。
「歌謡曲批評」前と「J-POP批評」後との間には、壁があるのだろーか、とか思ったり。
例として適当ではないかもしれないけど、
前にクイックジャパンで「アイドルの意味を回復する」ってPerfume特集をやってたんだけど、
中田ヤスタカへのインタヴューで、“アイドルとプロデューサーの関係”について質問する時に、インタヴュアーが、
「例えば、安室奈美恵における小室哲哉だったり、松田聖子における松本隆や筒美京平だったり・・・」
みたいなことを言ってて、
これって、“歌謡曲批評”的にはあり得ないんですよね。
(※注:筒美京平は聖子には曲を提供していない。ある意味それが筒美京平の特徴の1つなのであって。)
・・・で、
これはたぶん、いいことなんだと思います。
「松田聖子は筒美京平」みたいなそーゆー人まで巻き込んで、
そーまでして語りたくなる存在であることが、今のPerfumeの強さなんだろーと思うし。
やー、俺も語っちまったぜ。
(つづけたい)